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愛犬とのお散歩、野草は要注意!ワンちゃんが誤食したら大変!?

  • えふ子
  • 2024年5月7日
  • 読了時間: 4分

目次

  • はじめに

  • 散歩中に愛犬が食べてはいけない野草

  • 2.1 アサガオ

  • 2.2 アジサイ

  • 2.3 チューリップ

  • 2.4 ツツジ・シャクナゲ

  • 2.5 イラクサ

  • 2.6 セイヨウキヅタ

  • 2.7 ヒガンバナ

  • 2.8 ユリ

  • 2.9 キク

  • 2.10 ドクダミ

  • 愛犬が野草を食べてしまった際の対処法

  • まとめ

  • その他、役立つ情報

  • 参考文献





1. はじめに

愛犬との散歩は、心身ともにリフレッシュできる大切な時間ですよね。しかし、そんな楽しいお散歩中に、愛犬が 野草 を食べてしまうことがあります。実は、中には ワンちゃんにとって毒性 があり、 命に関わる危険 を伴うものもあるのです。

この記事では、散歩中に愛犬が 絶対に食べてはいけない野草 について、写真付きで詳しく解説します。愛犬の安全を守るために、ぜひ参考にしてください。



2. 散歩中に愛犬が食べてはいけない野草



2.1 アサガオ

朝顔は、公園や道端でよく見かけるポピュラーな植物です。しかし、その種子には 「ファルビチン」 という毒性成分が含まれており、 激しい嘔吐、下痢、血便、心悸亢進 などの症状を引き起こす可能性があります。特に、 種子が乾燥して硬くなった状態 であるほど危険性が高くなります。



2.2 アジサイ

アジサイは、梅雨時期に美しい花を咲かせることから人気のある植物です。しかし、その葉や花には シアン化合物 が含まれており、 嘔吐、めまい、意識障害 などの症状を引き起こす可能性があります。

特に つぼみや蕾 に毒性が集中しているため、注意が必要です。




2.3 チューリップ

チューリップは、春を彩る華やかな花として人気があります。しかし、その球根や葉には 「ツリピン」 という毒性成分が含まれており、 瞳孔の拡大、嘔吐、下痢、血便、呼吸困難 などの症状を引き起こす可能性があります。特に、 開花前の蕾 に毒性が集中しているため、注意が必要です。




2.4 ツツジ・シャクナゲ

ツツジやシャクナゲは、美しい花を咲かせることから庭木として人気があります。しかし、その葉や花には 「灰熊毒素」 という毒性成分が含まれており、 嘔吐、下痢、腹痛、よだれ、興奮、昏睡 などの症状を引き起こす可能性があります。

重症の場合は死に至る ことさえあります。





2.5 イラクサ

イラクサは、道端に生えているトゲトゲした植物です。その葉や茎には 「ヒスタミン」 という成分が含まれており、 皮膚炎、かゆみ、口内炎、呼吸困難 などの症状を引き起こす可能性があります。特に、 子犬 は成犬よりも症状が出やすいので注意が必要です。





2.6 セイヨウキヅタ

セイヨウキヅタは、緑色のはっぱが特徴的なつる性植物です。その葉や茎には 「サポニン」 という毒性成分が含まれており、 嘔吐、下痢、腹痛、よだれ、興奮 などの症状を引き起こす可能性があります。

重症の場合は死に至る ことさえあります。





2.7 ヒガンバナ

ヒガンバナは、彼岸頃に咲く赤い花が特徴的な植物です。その球根には 「リコリン」 という毒性成分が含まれており、 嘔吐、下痢、腹痛、よだれ、興奮、昏睡 などの症状を引き起こす可能性があります。  重症の場合は死に至る ことさえあります。





2.8 ユリ

ユリは、華やかな花を咲かせることから人気があります。しかし、その 全体 に 「リコリン」 という毒性成分が含まれており、 よだれ、嘔吐、食欲不振、けいれん、昏睡 などの症状を引き起こす可能性があります。 特に腎臓へのダメージが深刻 で、死に至る ことさえあります。





2.9 キク

キクは、秋の花として親しまれています。しかし、その 葉や茎 に 「セスキテルペンラクトン」 という毒性成分が含まれており、 嘔吐、下痢、腹痛、よだれ、興奮 などの症状を引き起こす可能性があります。

重症の場合は死に至る ことさえあります。





2.10 ドクダミ

ドクダミは、民間薬としても知られる植物です。しかし、その 全体 に 「アルカロイド」 という毒性成分が含まれており、 嘔吐、下痢、腹痛、よだれ、興奮、昏睡 などの症状を引き起こす可能性があります。

重症の場合は死に至る ことさえあります。




3. 愛犬が野草を食べてしまった際の対処法

愛犬が野草を食べてしまった場合は、以下の3つのステップを踏んでください。

  1. 状況を記録する:食べた野草の種類、量、症状などを記録しましょう。写真があればなお良いです。

  2. 無理に吐かせない:犬が嘔吐しようとすることがありますが、無理に吐かせると誤嚥する危険があります。

  3. すぐに動物病院へ:状況を記録した上で、すぐに動物病院を受診しましょう。

動物病院では、症状に応じて適切な治療が行われます。愛犬の命を守るためにも、迅速な行動が重要です。



4. まとめ

散歩中に愛犬が野草を食べてしまうことは、決して珍しいことではありません。今回紹介した以外にも、毒性のある野草 はたくさん存在します。

愛犬の安全を守るために、散歩中は リードを離さず、野草を食べないように注意 することが大切です。また、もし愛犬が野草を食べてしまった場合は、慌てずに 上記の対処法 を実行してください。

愛犬との楽しい散歩を、安全に過ごしましょう!



5. その他、役立つ情報



6. 参考文献

 
 
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